学校に行けない日が続いたまま、卒業の時期が近づいてくる。「就職も進学も難しそうだけれど、家にいるままでいいのだろうか」——2学期が始まるこの時期、ご家族から多くいただくご相談です。
卒業後は「就職か進学か」だけではありません
学校では基本的に就職・進学の2択で進路指導が進みます。けれど実際には、その間にいくつもの選択肢があります。体調や気持ちを整えながら、少しずつ社会とつながり直す道です。就労継続支援B型もそのひとつで、雇用契約を結ばずに自分のペースで働く練習ができます。
卒業後にとれる主な選択肢
- 通信制高校・サポート校——登校日数を選べるため、不登校という概念がない仕組み
- 就労継続支援B型——週1日・1日1時間から。ノルマなし、休んでもOK
- 就労移行支援——2年間で一般就職を目指す(体調が安定してから)
- 相談だけ先に——市区町村の窓口や支援機関につながっておく
「働く練習」は、学校に行けなくても始められます
学校がしんどい理由は人それぞれですが、「集団のペースに合わせること」がつらいという方はとても多いです。B型は同じ時間に全員が同じことをする場所ではありません。さくら福祉訓練所(藤井寺)・さくら作業所(堺)は週1日・1日1時間からで、黙々と取り組める軽作業もあります。1日の流れは1時間おきに休憩が入る組み立てです。
在学中から見学できます
卒業してから動き出すより、在学中に見学しておくほうが選択肢が広がります。見学は無料で、学校を通す必要もありません。ご本人が外出しづらい場合は、ご家族だけでのご見学から始めてください。手続きに必要な受給者証の申請も、窓口のご案内から一緒に進めます。特別支援学校卒業後の進路の記事もあわせてどうぞ。
よくあるご質問
- Q. 障害者手帳や診断がなくても利用できますか?
A. 手帳がなくても利用できる場合があります。まずは見学時にご状況をお聞かせください。 - Q. 卒業後すぐでなくてもいいですか?
A. 大丈夫です。しばらく休んでから通い始める方も多くいらっしゃいます。 - Q. 学校に知られたくないのですが。
A. 学校への連絡は不要です。ご家族から直接お問い合わせいただけます。 - Q. 同年代の人はいますか?
A. 10代から60代まで幅広い年齢の方が通われています。見学時にご覧いただけます。
進路は途中で変えられます。まずは選択肢を知るところから。見学・ご相談は無料です。(この記事は一般的な情報提供です)