ご家族向け

お盆に家族が集まったら話したい「親なきあと」——今日からできる4つの準備【藤井寺・堺】

お盆に家族が集まったら話したい「親なきあと」——今日からできる4つの準備

お盆で久しぶりに家族が集まるこの時期は、普段は口に出しにくい話をするチャンスでもあります。障がいのあるお子さんを育てるご家族が、いちばん不安に感じていること——それが「親なきあと」です。まだ元気なうちに、そして家族が揃っているうちに、少しずつ準備を始めましょう。

準備①:住まい——「いつか」ではなく体験から

親元を離れて暮らす練習は、早いほど本人の負担が軽くなります。グループホーム(共同生活援助)は、スタッフの支援を受けながら少人数で暮らす住まいです。C・ドリームの会もグリンリーフ(藤井寺)・スマイル/スマイルⅡ(堺市中区)・ホープ田辺(大阪市東住吉区)の4棟を運営しています。グループホームの記事で詳しく紹介しています。なお、障害者グループホームは2027年4月から総量規制の対象になる見込みで、今後は新規開設が絞られる可能性があります。「いつか」と思っている方こそ、早めの情報収集をおすすめします。

準備②:お金——収入の柱を確認する

親の年金や仕送りが止まったあと、何で暮らすのかを具体的に確認しておきます。柱になるのは障害年金、B型の工賃、各種手当です。グループホームや事業所の利用料、食費、医療費を書き出し、不足分をどう補うかを考えます。財産を残す方法としては遺言や信託の活用もありますが、専門家(弁護士・司法書士・税理士)への相談が必要です。

準備③:意思決定——成年後見制度を知っておく

契約や財産管理をご本人だけで行うのが難しい場合、成年後見制度という仕組みがあります。信託などの財産管理では対応できない「住まいの契約」「福祉サービスの手続き」といった身上保護を担えるのが特徴です。制度の相談先は、市区町村の相談窓口、社会福祉協議会、権利擁護センター、成年後見センター、相談支援専門員などです。(出典:厚生労働省 成年後見はやわかり)

準備④:つながり——「知っている人」を増やす

いちばん見落とされがちで、いちばん大切なのがこれです。ご本人を日常的に知っている人が、家族以外に何人いるでしょうか。通い慣れた事業所のスタッフ、相談支援専門員、グループホームの世話人——顔の見える関係が多いほど、親なきあとの生活は安定します。B型に週1日でも通い続けることは、働く練習であると同時に「見守ってくれる人を増やす」ことでもあります。

よくあるご質問

  • Q. 何歳から準備を始めればいいですか?
    A. 早いほど選択肢が広がります。親が元気なうちに体験利用や見学から始めるのが理想です。
  • Q. 本人が家を出るのを嫌がります。
    A. よくあることです。まずは日中通う場所に慣れることから。体験泊など段階を踏む方法もご相談ください。
  • Q. 兄弟に負担をかけたくありません。
    A. だからこそ制度と支援者を組み合わせて備えます。兄弟が抱え込まない仕組みづくりを一緒に考えます。
  • Q. 誰に相談すればいいか分かりません。
    A. お住まいの市区町村の障害福祉窓口か相談支援事業所へ。当会の見学時にもご相談いただけます。

「まだ先のこと」と思っているうちが、いちばん動きやすい時期です。ご家族だけのご見学・ご相談も無料で承っています。(この記事は一般的な情報提供です。制度の適用や法的手続きは専門機関にご確認ください)

見学・体験のご相談はこちら

さくら福祉訓練所(藤井寺市)

072-926-8545

平日・祝 10:00〜16:30 / 土曜 10:00〜14:00

さくら作業所(堺市中区)

072-220-6027

平日 10:00〜16:30

関連するよくあるご質問を見る
← ブログ一覧に戻る