「ケアレスミスが多くて怒られてばかり」「片付けや締め切りがどうしても守れない」「仕事が続かない」——大人になってから、ADHDをはじめとする発達障害の特性に気づく方は少なくありません。この記事では、「もしかして自分も?」と感じたときにできることを、順番に紹介します。
まず知ってほしいこと:それは「怠け」ではないかもしれません
発達障害は生まれつきの脳の特性によるもので、本人の努力不足や性格の問題ではありません。子どもの頃は目立たなくても、仕事や家事など「自分で段取りを組む」場面が増える大人になってから困りごとが表面化することがあります。自分を責める前に、まず知ること・相談することから始めましょう。
診断がなくても、無料で相談できます
「病院に行くのはハードルが高い」という方は、各都道府県・政令市に設置されている発達障害者支援センターに相談できます。診断の有無に関係なく、グレーゾーンかもと感じている段階でも利用でき、相談は無料です。必要に応じて医療機関や支援機関も紹介してもらえます。身近なところでは、市区町村の障害福祉の窓口でも相談できます。(出典:政府広報オンライン「発達障害に気付いたら?」、国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害情報のポータルサイト」)
「今の働き方がしんどい」なら、B型という選択肢
一般の職場で苦しさが続いている方の選択肢のひとつが、就労継続支援B型です。雇用契約を結ばず、週1日・1日1時間から自分のペースで働く練習ができます。さくら福祉訓練所(藤井寺)・さくら作業所(堺)では、黙々と集中できる軽作業から食に関わる作業まで幅があり、特性に合う作業をスタッフと一緒に探せます。利用料は約9割の方が自己負担0円。体調が整ってきたら、一般就労へのステップアップも一緒に考えられます。
よくあるご質問
- Q. 診断や障害者手帳がなくても相談できますか?
A. 相談は誰でも可能です。B型の利用には市区町村が発行する受給者証が必要ですが、手帳がなくても利用できる場合があります。詳しくは受給者証の記事をご覧ください。 - Q. どんな作業がありますか?
A. 箱折り・シール貼り・衣類の仕分けなどの軽作業、お弁当作り、パソコン練習、アート活動などがあります。 - Q. 何から始めればいいですか?
A. まずは無料の見学がおすすめです。実際の作業と雰囲気を見てから、ゆっくり考えて大丈夫です。 - Q. 周りに知られたくないのですが。
A. ご相談・見学の内容が外部に伝わることはありません。安心してお問い合わせください。
「自分に合う働き方」を探すことは、逃げではなく前進です。見学・体験は無料。LINE・電話・フォームからお気軽にどうぞ。(この記事は一般的な情報提供であり、診断は医療機関にご相談ください)