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読み書き・計算がずっと苦手だった大人へ——学習障害(LD)と自分に合う働き方【藤井寺・堺】

読み書き・計算がずっと苦手だった大人へ——学習障害(LD)と自分に合う働き方

「本を読むのが人一倍遅い」「漢字がどうしても覚えられない」「暗算がまったくできない」——でも、それ以外のことは普通にできる。そんな「特定のことだけが極端に苦手」という状態が、大人になってもずっと続いている方がいます。学習障害(LD)は子どもの問題と思われがちですが、大人になってから気づく方も少なくありません

学習障害(LD)とは

知的発達に全体的な遅れはないのに、「読む」「書く」「計算する」といった特定の能力の習得や使用に著しい困難がある状態を指します。発達障害のひとつで、生まれつきの脳の特性によるものです。「努力が足りない」「頭が悪い」といった本人の責任ではありません。学校では「がんばりが足りない子」と誤解されたまま大人になり、社会に出て初めて壁にぶつかる方も多くいます。

大人のLDによくある困りごと

  • 読み(ディスレクシア)——マニュアルや長文メールを読むのに時間がかかる、行を飛ばしてしまう
  • 書き(ディスグラフィア)——書類作成に時間がかかる、漢字が思い出せない、板書やメモが追いつかない
  • 計算(ディスカリキュリア)——レジ計算や数字の扱いでミスが多い、桁を読み間違える
  • 共通して「特定の作業だけ極端に遅い」ため、周囲との差に落ち込みやすい

診断がなくても、無料で相談できます

LDを含む発達障害の相談先として、各都道府県・政令市に発達障害者支援センターがあります。障害者手帳がなくても、診断がはっきりしない段階でも相談でき、費用はかかりません。働くことに関する相談なら障害者就業・生活支援センターもあり、仕事と生活の両面をまとめて相談できます。(出典:政府広報オンライン、国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害情報のポータルサイト」)。グレーゾーンの記事もあわせてご覧ください。

職場では「合理的配慮」を頼めます

2024年4月から、事業者による合理的配慮の提供が義務化されました。LDの特性に対しては、たとえば書類作成が苦手なら音声入力ソフトを使う、口頭指示が抜けやすいなら手順を図やチェックリストにしてもらう、計算業務では電卓や確認担当を組み合わせる、といった配慮が考えられます。苦手な部分だけを補えば、力を発揮できる場面は大きく広がります

「自分に合う作業」を探す場としてのB型

とはいえ、いきなり職場で配慮を求めるのはハードルが高いという方も多いはずです。就労継続支援B型は、週1日・1日1時間からいろいろな作業を試しながら「自分は何なら得意か」を確かめられる場です。さくら福祉訓練所(藤井寺)・さくら作業所(堺)には、読み書きをほとんど使わない軽作業(箱折り・シール貼り・衣類の仕分け)から、お弁当作り、アート活動まで幅があります。利用料は約9割の方が自己負担0円。得意が見つかれば、一般就労へのステップも一緒に考えられます。

よくあるご質問

  • Q. 診断を受けていませんが利用できますか?
    A. 相談・見学はどなたでも可能です。B型の利用には受給者証が必要ですが、手帳がなくても利用できる場合があります。
  • Q. 読み書きが苦手でも作業できますか?
    A. できます。文字を使わない作業も多く、手順は口頭や実演、写真つき手順書などご本人に合う形でお伝えします。
  • Q. 大人になってから診断は受けられますか?
    A. 医療機関で相談できます。まず発達障害者支援センターに相談し、必要に応じて医療機関を紹介してもらう方法もあります。
  • Q. 見学のとき、書類を書くのが不安です。
    A. 記入が難しい場合はスタッフがお手伝いします。ご家族の同席も歓迎です。

苦手なことがあるだけで、できることは必ずあります。見学・体験・ご相談は無料です。LINE・電話・フォームからお気軽にどうぞ。(この記事は一般的な情報提供です。診断は医療機関にご相談ください)

見学・体験のご相談はこちら

さくら福祉訓練所(藤井寺市)

072-926-8545

平日・祝 10:00〜16:30 / 土曜 10:00〜14:00

さくら作業所(堺市中区)

072-220-6027

平日 10:00〜16:30

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