不安障害、適応障害、うつ、双極性障害、統合失調症——精神障害や心の不調を抱えながら「働きたい。でも、また体調を崩したらどうしよう」と悩んでいる方はとても多くいらっしゃいます。この記事では、「復職」か「退職」かの二択ではない働き方を紹介します。
いちばんの悩みは「体調の波」
精神障害と仕事の両立で難しいのは、調子の良い日と悪い日の波があることです。「週5日・フルタイム」を前提にした職場では、波に合わせた調整がしづらく、無理を重ねて悪化してしまうことも少なくありません。大切なのは、頑張ることよりも波があっても続けられる環境を選ぶことです。
精神障害のある方の働き方の選択肢
- 休職して復職を目指す——今の職場に戻る前提で療養する
- 障害者雇用枠で働く——配慮を受けながら企業で働く(雇用は年々拡大中)
- 就労継続支援A型——雇用契約を結んで福祉的サポートの中で働く
- 就労継続支援B型——雇用契約なし。体調に合わせ自分のペースで働く練習
B型は「体調の波」に合わせられる場所です
就労継続支援B型は、雇用契約を結ばないため出勤義務やノルマがありません。さくら福祉訓練所(藤井寺)・さくら作業所(堺)は週1日・1日1時間から利用でき、調子の悪い日はお休みしても大丈夫。「決まった時間に外へ出て、人のいる場所で作業をする」ことを少しずつ積み重ねて、生活リズムと自信を取り戻していけます。利用料は約9割の方が自己負担0円で、作業には工賃が支払われます。
「また働けるようになったら」の先も支えます
体調が安定してきたら、就労選択支援や一般就労へのステップアップも一緒に考えられます。さくら福祉訓練所は就労定着支援事業も行っているため、就職後の相談まで切れ目なくサポートできます。
よくあるご質問
- Q. 障害者手帳がなくても利用できますか?
A. 利用には市区町村が発行する受給者証が必要ですが、手帳がなくても医師の診断等に基づき利用できる場合があります。受給者証の記事をご覧ください。 - Q. 休職中ですが、見学だけでもできますか?
A. できます。今後の選択肢を知るための見学・ご相談だけでも歓迎です。利用開始の判断は主治医ともご相談ください。 - Q. 調子が悪い日は休めますか?
A. 休めます。雇用契約がないため欠勤のペナルティはありません。無理なく続けることを最優先にしています。 - Q. 人間関係が不安です。
A. 一人で黙々と取り組める作業もあります。スタッフが間に入り、無理のない距離感で過ごせるよう配慮します。
がんばりすぎないことも、回復への大切な一歩です。見学・体験は無料。LINE・電話・フォームからお気軽にどうぞ。(この記事は一般的な情報提供です。治療方針は主治医にご相談ください)