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10月10日は世界メンタルヘルスデー——心の不調は、誰にでも起こる【藤井寺・堺】

10月10日は世界メンタルヘルスデー——心の不調は、誰にでも起こる【藤井寺・堺】

今日10月10日は「世界メンタルヘルスデー」です。心の健康について、みんなで関心を持ち、正しく知ることを呼びかける国際的な日です。「メンタルの不調」と聞くと、どこか自分とは遠い話に感じる方もいるかもしれません。けれど、心の不調は特別な人だけに起こるものではなく、誰にでも起こりうるものです。この記事では、この日の意味と、自分や身近な人のために今日からできることをご紹介します。

世界メンタルヘルスデーとは——2026年のテーマは「つながる、どこでも、だれにでも」

世界メンタルヘルスデーは、世界精神保健連盟が1992年から、メンタルヘルスの問題についての世間の関心を高め、偏見をなくし、正しい知識を広めることを目的に定めた日です。その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、国際的な記念日となっています。

日本では、厚生労働省が令和元年度からこの日をきっかけにした普及啓発に取り組んでおり、今年で8年目になります。2026年の厚生労働省の特設サイトでは、テーマとして「つながる、どこでも、だれにでも」が掲げられています。各地でイベントやポスター・動画による情報発信が行われるほか、心の不調に悩む人を身近で支える「心のサポーター」を全国に広げる取り組みも進められています。

心の不調は「誰にでも」起こる——数字で見る身近さ

厚生労働省の資料によると、精神疾患のある方(医療機関にかかっている方)は全国で約603万人と推計されています(令和5年の「患者調査」による。入院が約26.6万人、外来が約576.4万人)。外来では、うつ病などの気分の障害、不安やストレスに関係する障害が多くなっています。なお、この推計は途中で計算方法が変わっているため、年ごとの単純な比較には注意が必要です。

それでも、この数字からわかるのは、心の不調で医療を受けている人がとても多いということです。仕事や家庭の環境の変化、体の病気、人間関係、季節の変わり目——きっかけは人によってさまざまで、「心が弱いから」なるものではありません。心の不調は体の病気と同じように、早めに気づいて相談することで、回復への道を選びやすくなります。

今日からできること——自分のために、身近な人のために

世界メンタルヘルスデーは、大きなことをする日ではありません。次のような小さな一歩でも十分です。

  • 自分のために:心と体の調子をふり返る——眠れているか、食欲はあるか、楽しめていたことが楽しめなくなっていないか。つらい状態が続いたり、生活や仕事に影響が出ていたりするときは、ひとりで抱えずに医療機関や相談窓口を頼ってください。働きながら無理をしている方は「うつだけど仕事には行ける」その頑張りが心配なあなたへも参考にしてください。
  • 身近な人のために:「気づく・声をかける・お話を聞く」——厚生労働省が広めている「心のサポーター」は、難しい資格や専門知識がなくても、家族や友人、職場の仲間の変化に気づき、声をかけ、話を聞くことを大切にしています。アドバイスをしなくても、まずは否定せずに聞くことが支えになります。支える側が疲れてしまったときは支える家族が疲れてしまったらもご覧ください。
  • みんなのために:偏見をなくす——心の不調や精神障害のある人を「怖い」「怠けている」と決めつけない。正しく知ることが、誰もが相談しやすい社会につながります。

相談できる窓口は、医療機関のほか、保健所・保健センター、市町村の障害福祉の窓口、電話やSNSの相談などがあります。藤井寺・堺で使える相談先はしんどい時、ひとりで抱えないで——今日つながれる相談先まとめにまとめています。通院が続く方は、医療費の負担を軽くする自立支援医療(精神通院医療)が使えることもあります。

また、心の不調から仕事を離れたあと、「もう一度働けるか不安」「人と会うのが怖い」と感じる方もいます。就労継続支援B型は、雇用契約を結ばずに、自分のペースで少しずつ働く練習ができる場所です。外出や人と会うことへの不安が強い方の始め方は外に出るのが怖い、人と会うのが怖いでも紹介しています。

よくあるご質問

  • Q. 世界メンタルヘルスデーには、何をすればいいのですか?
    A. 特別なことをする必要はありません。自分の心と体の調子をふり返ったり、身近な人に声をかけたり、心の健康について正しい情報にふれたりするきっかけにしていただければ十分です。各地の自治体や団体が開くイベントや、厚生労働省の特設サイトの情報を見てみるのもよいと思います。
  • Q. 自分が心の不調かどうか、どうやって判断すればいいですか?
    A. ご自身で判断する必要はありません。眠れない、食欲がない、楽しめていたことが楽しめないといった状態が続いたり、生活や仕事に影響が出ていたりするときは、医療機関や保健所・保健センターなどの相談窓口にご相談ください。診断は医師が行います。
  • Q. 家族や友人の様子が心配なとき、どう声をかければいいですか?
    A. 「最近どう?」「少し疲れているように見えるけど大丈夫?」など、責めたり決めつけたりしない言葉で声をかけ、まずは否定せずに話を聞くことが大切です。急いで解決策を示さなくても大丈夫です。心配な状態が続くときは、ご本人の気持ちを大切にしながら、一緒に相談先を探してみてください。
  • Q. 心の不調があっても、B型作業所を利用できますか?
    A. 就労継続支援B型は、精神障害のある方も利用できる障害福祉サービスです。利用には市町村が発行する受給者証が必要で、利用できるかどうかは市町村が判断します。まずは主治医や、お住まいの市町村の障害福祉の窓口、相談支援専門員にご相談ください。

心の不調は、誰にでも起こりうるものです。ひとりで抱えずに、つながれる場所を一つずつ増やしていきましょう。さくら福祉訓練所(藤井寺市林6-6-30/072-926-8545・平日と祝日10:00〜16:30、土曜10:00〜14:00)とさくら作業所(堺市中区堀上町158-4/072-220-6027・平日10:00〜16:30)は、知的・身体・精神のどの障がいの方も利用できる就労継続支援B型の事業所です。衣類の検品・仕分け・販売、箱折りやシール貼りなどの軽作業のほか、絵や詩を描くアート活動にも取り組んでおり、週1日・1日1時間からの通所ができます。約9割の方が利用料の自己負担0円で通っておられ、昼食は300円、送迎のご相談も承ります。見学・体験は無料、ご家族だけの見学・ご相談も歓迎です。(出典:厚生労働省「世界メンタルヘルスデー2026に向けた取組」〔令和8年10月1日公表〕、厚生労働省「世界メンタルヘルスデーJAPAN2026」特設サイト、厚生労働省「世界メンタルヘルスデーについて」、厚生労働省「心のサポーター」ホームページ、厚生労働省 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会 第6回(令和7年5月12日)参考資料1「精神疾患を有する総患者数の推移」〔厚生労働省「患者調査」より作成〕。いずれも2026年10月10日に確認。この記事は一般的な情報提供であり、個別の判断・診断や治療に関する助言ではありません。ご自身やご家族の状態については、主治医・医療機関・保健所・市町村の窓口など専門機関にご相談ください)

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さくら福祉訓練所(藤井寺市)

072-926-8545

平日・祝 10:00〜16:30 / 土曜 10:00〜14:00

さくら作業所(堺市中区)

072-220-6027

平日 10:00〜16:30

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